清水まち歩き|清水駅前銀座から日の出埠頭(ドリプラ・マリンパーク)へ。巴川沿いを歩く朝さんぽ

こんにちは!ライターの守谷恵介です。清水は、歩くほどに景色が切り替わっていくまちです。どこか懐かしさを感じるアーケードの雰囲気、巴川沿いで感じる心地よい風、そして海辺の開放感——思わずシャッターを切りたくなる瞬間が点在しています。今回はJR清水駅西口を起点に、清水駅前銀座から巴川沿いをたどり、日の出埠頭周辺(エスパルスドリームプラザ・マリンパーク周辺)へ向かう朝さんぽルートをご紹介します。記事の最後に、今回ご紹介したスポットを地図にまとめています。


所要時間の目安:のんびり撮影しながら半日(3〜4時間)

持ち物:歩きやすい靴/飲み物/お気に入りのカメラ(スマホでも!)

清水まち歩き|清水駅前銀座から日の出埠頭(ドリプラ・マリンパーク)へ。巴川沿いを歩く朝さんぽ

1.清水駅(西口):今日の起点は「街のほう」

改札を出ると、駿河湾フェリーの案内が出迎えてくれます。今回は西口(江尻口)から“街のほう”へ。
改札を出ると、駿河湾フェリーの案内が出迎えてくれます。今回は西口(江尻口)から“街のほう”へ。
清水ゆかりの壁画やエスパルスのマスコットが、駅前で旅の気分を上げてくれます。
清水ゆかりの壁画やエスパルスのマスコットが、駅前で旅の気分を上げてくれます。
西口を出てすぐ右手に、漫画家・さくらももこ先生より寄贈された「ちびまる子ちゃん」マンホールのふた。足元にも清水らしさが。
西口を出てすぐ右手に、漫画家・さくらももこ先生より寄贈された「ちびまる子ちゃん」マンホールのふた。足元にも清水らしさが。
東京2020オリンピック野球競技金メダリスト、岩崎優選手を讃える“ゴールドポスト”も。駅前の小さな見どころです。
東京2020オリンピック野球競技金メダリスト、岩崎優選手を讃える“ゴールドポスト”も。駅前の小さな見どころです。
清水駅前銀座方面へ歩いていくと、天気の良い日には建物の間から富士山が見えることもあります。
清水駅前銀座方面へ歩いていくと、天気の良い日には建物の間から富士山が見えることもあります。
ロータリーにはサッカーのオブジェ。サッカーのまち・清水らしいワンシーンです。
ロータリーにはサッカーのオブジェ。サッカーのまち・清水らしいワンシーンです。

JR清水駅西口からスタート。改札を出ると駿河湾フェリーの案内が目に入り、海のまちを感じますが、今日は“街のほう”へ向かいます。壁画やマンホールのふたなど小さな被写体が点在し、天気の良い日は建物の間から富士山が見えることも。歩き出しから清水らしさを味わえます。

2.清水駅前銀座商店街:どこか懐かしい“朝のアーケード”

清水駅前銀座商店街の入口。サインをくぐると、どこか懐かしいアーケードの景色が始まります。
清水駅前銀座商店街の入口。サインをくぐると、どこか懐かしいアーケードの景色が始まります。
一直線に伸びるアーケード。中心線を意識して撮ると、奥行きが気持ちよく伝わります。
一直線に伸びるアーケード。中心線を意識して撮ると、奥行きが気持ちよく伝わります。
横の路地に目を向けると、思わずカメラを向けたくなる建物や質感に出会えるのも魅力です。
横の路地に目を向けると、思わずカメラを向けたくなる建物や質感に出会えるのも魅力です。
朝の商店街ならではのワンシーン。にぎわいの前の静けさが、写真にやさしく残ります。
朝の商店街ならではのワンシーン。にぎわいの前の静けさが、写真にやさしく残ります。

清水駅前銀座に入ると、空気がすっと落ち着きます。アーケードに差し込む光、看板の色、店先の気配。朝は人の流れが穏やかで、商店街の表情をゆっくり眺めながら歩けるのも魅力です。入口のサインをくぐり、一直線の通りを見渡すと奥行きが心地よく、思わずシャッターを切りたくなります。

夏は「清水七夕まつり」で一変

清水駅前銀座の表情は、季節やイベントでがらりと変わります。たとえば毎年7月に開催される「清水七夕まつり」では、アーケードいっぱいに色とりどりの飾りが並び、県内外から多くの見物客が訪れます。

夏は「清水七夕まつり」で一変

3.ボンヌール:朝の腹ごしらえは、商店街の喫茶店で

商店街の途中にある喫茶「ボンヌール」。レトロな看板が目印です。
商店街の途中にある喫茶「ボンヌール」。レトロな看板が目印です。
ボンヌールは2階。1階はパン屋さんです。階段を上がる前から、どこか懐かしい気分になります。
ボンヌールは2階。1階はパン屋さんです。階段を上がる前から、どこか懐かしい気分になります。
店内は落ち着いた雰囲気。グリーンの椅子と窓辺の光が心地よい空間です。
店内は落ち着いた雰囲気。グリーンの椅子と窓辺の光が心地よい空間です。
トーストセットで腹ごしらえ。朝さんぽのペースが整います。
トーストセットで腹ごしらえ。朝さんぽのペースが整います。
手描きのメッセージもほっとするポイント。朝の一息にぴったりです。
手描きのメッセージもほっとするポイント。朝の一息にぴったりです。
店先の看板でメニューを確認してから入れるので、初めてでも安心です。
店先の看板でメニューを確認してから入れるので、初めてでも安心です。

清水駅前銀座を歩き始めたら、モーニングでひと息。喫茶「ボンヌール」はレトロな看板が目印で、2階へ上がると落ち着いた空間が広がります。今回はトーストセットをいただきました。香ばしいトーストとコーヒーで体を目覚めさせると、その後の“街→川→海”のまち歩きがぐっと快適になります。

ボンヌールを出て、波止場踏切へ向かう途中のワンシーン。光と影がきれいな路地も、道中の撮りどころです。
ボンヌールを出て、波止場踏切へ向かう途中のワンシーン。光と影がきれいな路地も、道中の撮りどころです。
波止場踏切が目印。静鉄の清水駅方面(正面)へ進むと、巴川沿いへ向かいやすいです。
波止場踏切が目印。静鉄の清水駅方面(正面)へ進むと、巴川沿いへ向かいやすいです。

ボンヌールを出たら、次は巴川方面へ向かいます。光がきれいに差し込む路地もあり、歩くだけでもシャッターを切りたくなる場面が点在。波止場踏切を目印に、静鉄の新清水駅方面へまっすぐ進むイメージで歩くと、その先で巴川沿いへスムーズにつながります。

4.巴川周辺:どこか懐かしい、水辺のまち景色

静鉄の青い車両が橋を渡るシーン。水面の映り込みも狙い目です。
静鉄の青い車両が橋を渡るシーン。水面の映り込みも狙い目です。
JR東海道線が巴川を渡る瞬間。鉄骨とスピード感が絵になります。
JR東海道線が巴川を渡る瞬間。鉄骨とスピード感が絵になります。
制限高1.6mの高架下。数字のインパクトに思わず足が止まります。
制限高1.6mの高架下。数字のインパクトに思わず足が止まります。
巴町公園でひと息。川沿いの時間がゆるむ、静かな寄り道スポット。
巴町公園でひと息。川沿いの時間がゆるむ、静かな寄り道スポット。
遊具に落ちる影も、朝ならでは。巴川沿いは、立ち止まって撮りたくなる“小さな風景”が点在します。
遊具に落ちる影も、朝ならでは。巴川沿いは、立ち止まって撮りたくなる“小さな風景”が点在します。
巴川の水面に映る街並み。風のない日は、反射がきれいに出ます。
巴川の水面に映る街並み。風のない日は、反射がきれいに出ます。
巴川の広がりと空。橋と街の距離感がわかる“引き”の一枚に。
巴川の広がりと空。橋と街の距離感がわかる“引き”の一枚に。

波止場踏切を抜けて右に曲がると、巴川沿いの景色が広がります。JR東海道線の橋梁や、静鉄のカラフルな車両が川面に映る瞬間は、清水らしい撮りどころ。中でも制限高1.6mの表示が残る高架下はインパクト大。街歩きの途中で、川の静けさにふっと気持ちがほどけます。

巴川を下流へ。水面に映る建物を眺めつつ、港橋方面へ向かいます。
巴川を下流へ。水面に映る建物を眺めつつ、港橋方面へ向かいます。
対岸の神社の片隅に、背の低い鳥居。ふと目に入る“発見”が、まち歩きの面白さ。
対岸の神社の片隅に、背の低い鳥居。ふと目に入る“発見”が、まち歩きの面白さ。
萬世橋の欄干の影。 形がコーヒー豆のようで、思わず足が止まります。
萬世橋の欄干の影。 形がコーヒー豆のようで、思わず足が止まります。
水神社(お水神さん)。 巴川のそばで静かに佇む、地元に親しまれる神社です。
水神社(お水神さん)。 巴川のそばで静かに佇む、地元に親しまれる神社です。
川沿いの石材店のはにわ。 まちのユーモアに出会える、印象的なワンシーン。
川沿いの石材店のはにわ。 まちのユーモアに出会える、印象的なワンシーン。

巴川を下流へたどりながら港橋方面へ向かいます。途中には、対岸にちらりと見える小さな鳥居や、萬世橋の欄干に落ちる“コーヒー豆みたいな影”、地元で「お水神さん」と呼ばれる水神社など、小さな発見が点在します。歩幅をゆるめて、気になった景色に寄り道するのも清水らしい楽しみ方です。

5.港橋周辺:街から海へ、空が広くなる区間

港橋から望む巴川の下流。川の先に、港町の空気が近づいてきます。
港橋から望む巴川の下流。川の先に、港町の空気が近づいてきます。
港橋のオブジェ越しに富士山。思わず写真を撮りたくなります。
港橋のオブジェ越しに富士山。思わず写真を撮りたくなります。
港橋の袂。小舟が並ぶ水辺に、港町らしさを感じます。
港橋の袂。小舟が並ぶ水辺に、港町らしさを感じます。
港の物流を支えた「甲州廻米置場跡」。清水が“港町”として歩んできた歴史を感じられます。
港の物流を支えた「甲州廻米置場跡」。清水が“港町”として歩んできた歴史を感じられます。
港橋周辺から徒歩数分。黄色い看板が目印の「次郎長通り」へ。
港橋周辺から徒歩数分。黄色い看板が目印の「次郎長通り」へ。
次郎長ゆかりの「次郎長生家」。まち歩きの途中で、清水の物語に触れられるスポットです。
次郎長ゆかりの「次郎長生家」。まち歩きの途中で、清水の物語に触れられるスポットです。

港橋に近づくと、街の景色から海辺の雰囲気へ切り替わり、空がぐっと広く感じられます。巴川の水面がきらりと光り、下流側には港町らしさも。橋のオブジェ越しに富士山がのぞく日もあります。すぐ近くには「甲州廻米置場跡」があり、港町としての歴史に触れられるのも魅力。そこから次郎長通り商店街へ進めば、看板や店先にどこか懐かしい空気が漂い、「次郎長生家」も寄り道にぴったりです。

6.美濃輪稲荷神社:連なる赤鳥居が圧巻

赤鳥居が一直線に並ぶ。まずは正面から一枚。
赤鳥居が一直線に並ぶ。まずは正面から一枚。
街の中に現れる大きな鳥居が目印です。
街の中に現れる大きな鳥居が目印です。
視界いっぱいに鳥居。鳥居の重なりが圧巻の光景です。
視界いっぱいに鳥居。鳥居の重なりが圧巻の光景です。
思い切ってカメラを傾けてみると、印象的な写真を撮ることができます。
思い切ってカメラを傾けてみると、印象的な写真を撮ることができます。
落ち着いた佇まいの社務所。境内の静けさが写真に残ります。
落ち着いた佇まいの社務所。境内の静けさが写真に残ります。
空を見上げると、印象的なくねる木の枝が視界に入ります。
空を見上げると、印象的なくねる木の枝が視界に入ります。
境内の一角で見覚えのあるキャラクターを見つけ、思わず足が止まります。
境内の一角で見覚えのあるキャラクターを見つけ、思わず足が止まります。

港橋周辺から少し歩いて、次郎長通りにある美濃輪稲荷神社へ寄り道します。境内に入ると、連なる赤鳥居が圧巻。街歩きの途中で空気がふっと変わり、写真の気分転換にもぴったりです。正面から参道の奥へ視線を通す構図はもちろん、少し角度を変えると鳥居の重なりが強調され、印象が変わります。

美濃輪稲荷神社

美濃輪稲荷神社は伏見稲荷大社の分社とされ、清水港と深い関わりをもつ神社です。創建は江戸時代初期ごろと伝えられ、港町の商いの守り神として信仰を集めてきました。清水次郎長ゆかりとしても知られます。

美濃輪稲荷神社
黒板塀に大きな屋号。「末廣」の前を通ってエスパルス通りへ。
黒板塀に大きな屋号。「末廣」の前を通ってエスパルス通りへ。
見上げると、空に映える「末廣」の文字。まち歩きのいい目印に。
見上げると、空に映える「末廣」の文字。まち歩きのいい目印に。
港橋から日の出町交差点へのびる、全長240mの道がエスパルス通り。
港橋から日の出町交差点へのびる、全長240mの道がエスパルス通り。
足元にはサッカーのモチーフ。清水らしさが散歩の途中に顔を出します。
足元にはサッカーのモチーフ。清水らしさが散歩の途中に顔を出します。
パルちゃんが出迎えてくれるのも、この通りならでは。
パルちゃんが出迎えてくれるのも、この通りならでは。
観覧車が見えたらゴールは目前。ドリプラ・マリンパーク周辺へ到着です。
観覧車が見えたらゴールは目前。ドリプラ・マリンパーク周辺へ到着です。

港橋から来た道を戻り、エスパルス通りへ。途中に「末廣」の黒い外観が現れて、港町らしい空気がふっと濃くなります。歩みを進めるほど視界が開け、観覧車が目印のエスパルスドリームプラザが見えてきます。

7.日の出埠頭周辺(ドリプラ・マリンパーク):海辺の開放感で締め

ドリプラは、朝さんぽのゴールにちょうどいい場所。
ドリプラは、朝さんぽのゴールにちょうどいい場所。
観覧車と海辺のカーブ。清水らしい休日の景色。
観覧車と海辺のカーブ。清水らしい休日の景色。
JR清水駅⇔ドリプラ間は、無料のシャトルバスが利用できます。
JR清水駅⇔ドリプラ間は、無料のシャトルバスが利用できます。
広場の先に富士山。港の開放感を感じる一枚。
広場の先に富士山。港の開放感を感じる一枚。
ノスタルジックなレンガの回廊に、思わずシャッターを切ります。
ノスタルジックなレンガの回廊に、思わずシャッターを切ります。
ロープと金具の質感に、港の“働く風景”が残っています。
ロープと金具の質感に、港の“働く風景”が残っています。
水上バスでJR清水駅方面や、三保方面に行くこともできます。
水上バスでJR清水駅方面や、三保方面に行くこともできます。
清水港クルーズの船着き場。旅の締めにぴったりです。
清水港クルーズの船着き場。旅の締めにぴったりです。

最後は、日の出埠頭周辺のエスパルスドリームプラザ、マリンパークへ。買い物や食事でひと息つけて、海辺の景色も楽しめるエリアです。水上バスや港内クルーズに乗れば、清水港の景色を海の上から味わえます。観覧車や水辺のカーブ、レンガの回廊など撮りどころも豊富。晴れた日は、広場の先に富士山が見えることもあります。

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今回紹介した場所(地図)

本記事で紹介したルートと立ち寄りスポットを地図にまとめました。JR清水駅西口を起点に、清水駅前銀座から巴川沿い、港橋周辺を経て日の出埠頭周辺(ドリプラ・マリンパーク)へ向かう流れです。途中の寄り道は、滞在時間や気分に合わせて調整してみてください。

地図を開く
  • JR清水駅
  • 清水駅前銀座商店街
  • ボンヌール
  • 波止場踏切
  • 巴町公園
  • 萬世橋
  • 水神社
  • 甲州廻米置場跡
  • 港橋
  • 次郎長生家
  • 美濃輪稲荷神社
  • 清水港船宿記念館「末廣」
  • エスパルス通り
  • エスパルスドリームプラザ
  • 清水マリンパーク

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おわりに

清水駅前銀座のアーケード、巴川沿いの橋と電車、そして日の出埠頭周辺の海辺——清水は歩くほどに景色が切り替わっていくまちです。気になった風景で立ち止まりながら歩けば、朝の数時間でも満足度の高い散歩になります。
最後に、港町・清水の日常風景を切り取って発信しているInstagram『港町・清水とカメラ』でも、清水の魅力を紹介しています。旅の前後にのぞいていただけたらうれしいです。

ライター紹介:守谷 恵介

静岡市在住のフォトグラファー。 市内の風景や文化、季節の営みをテーマに、街の息遣いが伝わる写真を追求しています。SNSやフォトコンテスト受賞の経験を活かし、地元目線で静岡の魅力を発信中。 市内外の皆さんに「また来たい」「やっぱりここは良いまちだ」と温かい気持ちをお届けしたいです。清水区広報キャラクターの「シズラ」推し。

ライター紹介:守谷 恵介

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