観光で稼ぐ経営セミナーを開催しました!

2026年2月24日に、主に地域の観光関連事業者様に向けた「観光で稼ぐ経営セミナー」を開催しました。

本セミナーでは、 過去の調査で明らかになった好業績につながる要因の働き手に着目し、どのようなことに取り組むことで従業員満足が向上するのか、調査データおよび具体の事例をもとに説明しました。

観光で稼ぐ経営セミナーを開催しました!

するが地域の最新観光トレンド

昨年度の調査で、観光関連事業者の好業績の要因として明らかになった「従業員の満足度」。これをさらに深掘りするため、今年度も引き続き事業者の皆様にご協力いただき、従業員の満足度に関する調査を実施しました。

このパートではまず導入として、日本全体と静岡県中部地域の直近の観光動向などをデータから紐解きました。コロナ禍からの回復傾向も一服し、インバウンドについては宿泊先や来訪国籍などに変化が生じている状況です。

続いて今回の調査テーマ設定に至った背景についてご説明した後、観光業界の雇用動向や従業員満足度に関する過去の調査結果などを紹介しました。

好業績につながる「従業員満足」の要因とは?

従業員満足度を向上させる要因は何か?

分析の結果、その鍵が「働きがい」にあり、さらにその働きがいは「人事・厚生」「商品・サービスへの誇り」「快適な職場環境」の3要素から成ることが明らかになりました。

更に自由意見の分析結果からは、お客さまの感謝や笑顔が従業員満足につながることも示唆されました。

以上を踏まえ、昨年度調査の主題であった「明確な強み」、そして「従業員満足」と「顧客満足」が連動する好業績モデルが完成しました。

従業員満足度を高める事例のご紹介

報告の最後では、調査で明らかになった3つの要素「人事・厚生」「商品・サービスへの誇り」「快適な職場環境」について、実際に高い従業員満足度を実現している地域内の2つの事業者様の事例をご紹介しました。

強みや独自性が従業員のやりがいの源泉になっている点、オンのためにこそオフを大事にする姿勢など、規模や業態が異なっても共通して取り組むことができる考え方を事例から紐解きました。

【基調講演】究極のサービス業(医療)に学ぶ観光マーケティング
〜不安を安心に変える「体験」のつくり方〜

静岡県立大学の岩崎教授による基調講演では、「異業種から学ぶ観光マーケティング」をテーマに、医療業界を対象に行われた過去の調査結果を基に、新たな視点をご提供いただきました。

医療と観光は共通して「目に見えないサービス」が重要であるという観点から、顧客側から見た価値の捉え方の重要性や、結果だけでなくコミュニケーションプロセスにおいても満足を提供することの必要性などをご講演いただきました。

総括として、医療は「顧客満足」「従業員満足」「顧客と従事者のコミュニケーション」という要素で成り立つ「幸せ創造業」であり、これは観光業界にも通ずる考え方であると締めくくられました。


会場の雰囲気

会場では、煎茶とほうじ茶をご来場の皆様に提供し、和やかな雰囲気に包まれたセミナーとなりました。

この呈茶サービスは、当財団が掲げる「お茶を軸にしたマーケティング」の一環として、またお茶が持つ癒し効果による空間・時間のブランディングを皆様にも改めて体感していただくために行ったものです。

気候が春めいてきた影響か、水出しのお茶が特に好まれていた印象でした。



今回のセミナーのアーカイブ動画と投影資料を、当財団の賛助会員様限定ページで公開中!

以下のリンクからご覧いただけます。

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