芹沢銈介の絵ごころ -芹沢の肉筆画と、西アジア・ヨーロッパのやきもの-
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染色家として知られる芹沢銈介ですが、幼いころから画才を認められ、画家を目指していました。デザイナーとしての活動が主体となった20代にも、スケッチは日々欠かすことはなく、膨大な量にのぼったといわれます。34歳にして染色家としてデビューしますが、スケッチによって鍛えられたデッサン力が、芹沢の染色を根底から支えていたといえます。晩年には、板絵、ガラス絵などの肉筆による作品を数多く制作し、芹沢の豊かな創作の一角を築きました。また制作のための下絵を集めた「手控帖」は、芹沢銈介ファンを今も魅了し続けています。本展覧会では、芹沢の絵に焦点を当て、ガラス絵、板絵、手控帖などをはじめとする、100点を展示します。
また、芹沢銈介の収集品からは、西アジアとヨーロッパのやきもの100点を展示し、各国のやきものに見られる、おおらかな絵の世界をお楽しみいただきます。
※会期中、作品の入替があります。
場所・会場 | 静岡市立芹沢銈介美術館 |
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アクセス | 静岡駅よりバス登呂遺跡行き乗車、終点「登呂遺跡」にて下車。約12分 |
TEL | 054-282-5522(静岡市立芹沢銈介美術館) |
リンク |
静岡市立芹沢銈介美術館HP |