静岡の万能ソウルフード。

静岡の万能ソウルフード。

静岡おでん

 静岡市に生まれ育った人たちは、おでんをおやつ代わりに食べてきたという。それも寒い季節に限らず、真夏の暑い時季にも食べるという。

 静岡市では、おでんの店は居酒屋とは限らず、むしろ一番多いのは、子供たちが集まる駄菓子屋だったという。今でも気軽に入れるおでんの店は多く、駄菓子屋・パン屋・おにぎり屋などの店が、当たり前のようにおでんも売っている。

 静岡市内は居酒屋でも多くの店がおでんを定番メニューにしているし、屋台街から発展した「青葉おでん街」と「青葉横丁」は、どの店もおでんの専門店。変わったところでは、静岡競輪場内の売店も味で評価が高い。

「静岡おでん」。発音は、「しぞ〜かおでん」。東京のおでんとはちょっと別モノに見える。

(1)黒はんぺんが入っている(2)黒いスープ(3)串にさしてある(4)青のり・だし粉をかける(5)駄菓子屋にもある…というのが「静岡おでんの5か条」だそうだ。

実は駄菓子屋に限らず、いろんな店におでんがある。ここはおいしい自家製パンのパン屋さんだが、おでんも大人気。年中あって、夏でも人気。それが静岡のソウルフードなのだ。

静岡おでんのタネの代表格が、「黒はんぺん」。静岡市で「はんぺん」といえば白でなく黒。「はんべ」とも呼ぶ。

3月には、中心市街地の「青葉シンボルロード」で「静岡おでんフェア」が開催される。

「黒はんぺん、ナルト、こんにゃく、モツ、牛すじ、大根、卵、さつま揚げ」などがタネの定番。静岡の人に「ちくわぶは?」と聞いても「そんなものは聞いたことがない」といわれる。

静岡おでんは「B級グルメ」とされることが多いが、「味はA級」と言ってよいと思う。

こちらは飲み助御用達。「青葉おでん街」。

軒を並べて味を競う店。何軒か食べ比べてみようか?

「緑茶割り」ともいうのだが、焼酎の静岡茶割りだから、静岡では「静岡割り」。お茶の都のプライドにかけて、お茶とくれば手抜かりなし。

こちらは静岡競輪場の中にある売店のおでん。これが目的で競輪場に来るという人もいる。

おでんのあるところには、フライもあったりする。定番は、黒はんぺんにじゃがいも。

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